





多数アンカー式補強土壁工法は、現場規模にかかわらず少人数で施工が可能であり、ブロックの設置を先行しながら壁体内側で作業を行いますので、施工中の安全が図れます。
なお、この工法の安定性は、土と一体となった構造物のため、土の工学的特性に左右されます。
したがって、土のまき出し、転圧等の作業は、道路土工指針(盛土材の転圧)の基準に沿って施工してください。
厚さ20センチメートル、幅40センチメートルを標準とする布状コンクリートを打設し、天端をレベルに仕上げます。
また、壁面合わせのためのすみ出しを行います。
1段目の壁面材をすみ出しに合わせ、基礎と壁面材のあいだをモルタルで微調整しながら垂直に設置します。
なお、1段目と2段目の接続はピンで合わせます。
地盤を平らにし、壁面材に埋め込まれているインサートにコネクターを取り付け、これにタイバーを接続します。
この時、ターンバックルの予備しろを確保してください。
タイバーと壁面材を接続したのち、アンカープレートをタイバーと直角になるように確実に取り付けます。
壁面材より1メートル程度離れた場所からアンカープレート側へ、壁面材に対して並行にまき出しをします。
アンカープレート付近では、アンカープレートが傾斜しないように注意してください
タイバーに対して垂直に転圧します。壁面材から1メートル以内は、小型転圧機を使用し、壁面の鉛直度を確認しながら行います。
アンカープレート部分の転圧後、水準器とさげ振りで水平・鉛直を確認しながら、ターンバックルにより壁面の調整を行います。